テレビの修理

ためていた用事のリストはまだなくならない。今日はテレビの修理を申し込んでいて、対応のために会社を休んだ。

このテレビは愛用していたトリニトロンのブラウン管寿命により買い換えたSONYの液晶VEGAの26インチモデルだが、しばらく前から液晶画面に画面中央横に帯状に黒いゴミのようなものが表示されるようになった。液晶表面の汚れではなく、内側に薄い墨で線を引いたようで、その筋が少しずつ広がっている。

サービスの方は、画面を見せると「うーん」とうなってしまった。かなり珍しい故障で過去一例だけ同じ症状を見たことがあるという。「原因は多分液晶です」というが、どうしてこうなるのかはわからないそうだ。「多分液晶を交換すると直ると思うのですが、あいにくこのパーツの在庫がなく、いつ入荷するかわかりません」と言う。延長保証に加入しているが、好奇心丸出しで「液晶を交換するといくらかかるのですか?きっと10万円以上ですね?」と聞くと、そんなにしないという。パーツだけなら5万円くらいらしい(安いなぁ)。

サポートの方が、「もしご希望があれば」と前置きするので何かと思ったら、現行機種と交換も可能だと言う。最新の製品に交換してくれるなんてうれしいと思ったが、購入した製品は当時のSONYの26インチのVEGAとしてはハイエンドの製品で付属品込みだと(値引きして)30万円弱だったのが、なんと現行の製品だと32インチでも10万円くらいで買えることがわかり、ちょっと複雑な心境だ。3年間の間に技術は進化しているから画質は多分今のVEGAよりも良くなっているんだろうとは思うが、30万円したテレビを7, 8万円の製品と交換するのはちょっと抵抗がある。また、現行の製品はHDMIがついているのはうれしいが、S端子がついているものはないようだ。S端子HDMIに変換するアダプタがなければ長年愛用しているS-VHSビデオは使えなくなる。

パーツが早く入荷すれば交換になるが、そうでない場合どうするか、少し考えてみようと思う。でもなんだか変な世の中だ。