新しいテレビが届く
夜7時を過ぎてから電話が鳴った。テレビの故障で来ていただいたソニーのサービスの方からだ。
用件は、修理不能のため交換していただくことになった現行製品が入荷し、その配達の日程の調整だった。今週夏休みで家にいるので、今週が都合が良いと答えると、どうも先方の予定が埋まっているようで、「これからでも良いですか?」と言う。「こんな時間でも良いんですか?」と思わず聞き返した。
30分ほどして、二人連れで家にきていただいた。店頭でも確認していたが、とにかく薄いのに驚く。故障したテレビの1/3よりさらに薄い。さらに軽い。薄くなったのは良いのだけれど、今までテレビの上に置いていた小物達が居場所をなくしてしまった。
薄いなぁと感心している間に画面に画が出ていてさらに驚いた。10分も経たずに接続と基本設定が終了してしまった。ソニーサービスの方だから当たり前と言えば当たり前かもしれないけれど、設定手順自体もずいぶんと変更され使いやすくなったように思う。
厚くて、重い、故障したテレビは、かわいそうに全ての配線を外され、床に置かれ、2人がかりで運び出された。思わず、「これはもう修理できないんですよね。もったいないですね」と言ったら、サポートの方もこちらを見て、「ええ、もったいないです」と言い、さらに「実は自分も同じテレビを使っています」と言った。同じモデルで同じインチだ。「(壊れたら修理できないことがわかったので)自分のテレビは、壊れないと良いと思いました」と正直な感想を話してくれた。
- ソニーのエレクトロニクス技術を結集し、テレビのさらなる高画質・高音質と新しい操作性を実現した<ベガ>HVXシリーズ 計6機種 発売 (2004/8/19)
- ソニー、プラズマ/液晶ベガ「HVX」シリーズ6機種 −ベガエンジンHDやXMBを搭載、ムーブ対応のHDDユニットも発売(発売時の定価は、26インチにして実に39万9千円、しかもこのテレビはスタンド(台)が別売で2万円以上する。自分は発売約1年後に購入したがそれでも27万円だった。こんなテレビはマニアしか買わない)
- 液晶ベガ KDL-L26HVX (26) ユーザーレビュー(価格.com)
- まとっく-液晶ベガ[KDL-L26HVX]購入記(巨大さがわかる。自分もAVマルチケーブルを利用していた)
- “QUALIA 005”と<ベガ>HVXシリーズを共通で支えるソニーならではの最先端技術【参考資料】
- http://www.sony.jp/products/Consumer/AV-HiFi/technology/sm.html (ソニーのデジタルアンプテクノロジー、S-masterの情報。L26HVXにはこれをTV向けにカスタマイズしたものが搭載されている。恐るべし)