食堂のアンケートを書いた話

昼食はいつも会社のビルにある食堂で食べる。食堂は2軒入っていて、いつも同じ店に行くのだけれども、この日(10/23)は、研修があった関係でもう一件のほうに行ってサンドイッチを頼んでみた。待っている間に、食堂の方が大きなトレーを運んできたのでつい「なんですか?」と聞くと、「餡入りのクロワッサンです」という。餡が入ったクロワッサンなんて珍しいと思い、買ってみたのだがこれがおいしかった・・・。

あんまりにおいしかったので、帰りにアンケート箱を探してアンケートを書いてきた。最初は、「焼きたて餡入りクロワッサン、とてもおいしかったです」とだけ書いたけれど、それではなんだか小学生みたいだと思い、「昼食がおいしいと午後仕事を頑張ろうという気持ちになります。いつもありがとうございます」と付け足した。所属と氏名を記入する欄があったのでそれもちゃんと記入した(もちろん本名で)。

あとになってから、そのときのことをふと思い出して、「あのアンケートは誰がいつどのようなところで読むのだろう?」と気になった。書いた時には当然その食堂かせいぜいビルの食堂の関係者だろうと思っていたが、考えてみるとビルの名前を書くところがあったからもしかしたらもっと上位?の組織かもしれない。勤め先の会社、あるいはそのグループ会社食堂関係者全体の定例会議とかが開催されていて、厳粛な中でアンケートを一通ずつ開封したりしているイメージを思い浮かべてしまった。そんなことはないとは思うけれども、もしそんなところで、自分の書いたアンケートが読み上げられたらちょっと恥ずかしいし、関係者は困ってしまうかもしれない。

でも、焼きたての餡入りクロワッサンは本当においしかった。そのおいしかった気持ちを関係する人に伝えたいと思った自分の気持ちに嘘はないし、多分おいしくてアンケートを書く人は少なく、クレームを書く人のほうが多いような気がするから、書いた内容が食堂の人たちに伝わって喜んでうれるといいと思った。