いつものように

今日は、OSC2009/Tokyo Springの開催日だ。昨年も行っており、新大久保駅までは問題なく行けたのだが、Suica専用?の出口に行ってしまったため、会場にたどりつけなくなってしまった。ぐるぐる歩き回ってもわからないので、お店の人に「日本電子専門学校はどちらでしょうか?」と尋ねると、親切に教えてくれたのだが、問題は日本電子専門学校の建物が複数あったことだ。結局、会場にたどりついたら10時30分を過ぎてしまった(笑)。

YLUGで「たじたじ」となったあの日から、OSSのプロジェクトとしてこうしたイベントに出ることは大切だと思い、東京で開催されるものは欠かさず参加し、また2年前には関西オープンソースにも出展している。自分としては聞いてくれる、聞きたいという人がいればどこにでも行きたいが、実際なかなかそうもいかない。

今回の出展は、linux-nextに入ってからだったので、内心「今までとは違う反応、反響があるかも(あったらどうしよう?)」と思っていたのだが、それは全く杞憂だった。セミナーは12, 3名程度で、展示も前回の蒲田PIOのときと同様まったりとした空気が流れていた。それでもびぎねっとの伊藤さん(YLUGの「たじたじ」を撮影された方だ)や何人かの方に、「おめでとうございます」という言葉をいただいた。

ブースに座ってなかなか来ないお客さんを待ちながら、最初の頃の展示を思い出した。2007年に武田君が加わるまでは、ずっと半田さんと自分の二人しかいなかった。誰もTOMOYO Linuxも知らないし、それを展示している自分たちも知らなかった。名前のおかげもあり(笑)、期せずしてこんなに知られるようになり、それだけではなくて、その頃には文字通り「夢にも思わなかった」マージすら見えるところにきた。「でも、展示やセミナーはその頃と同じだ」と考えると、なんだかおかしくなって一人でこっそり笑ってしまった。自分としてはあまり目立ったり、人前に出るのは好きではないので、これからもこんな感じだとちょうど良い。