一勝一敗

パンくずを集めるようにしてためた時間で論文を書いて学会に2度目の論文投稿を行っていた。今回は1回目の査読者コメントをできるだけ反映したつもりであったが、論文誌は残念ながら力およばず再び不採録、同時に投稿したComSys2009シンポジウムについては、すれすれで採録となった。1度目の提案時の査読結果は、正直言ってさんさんたるものだったが、今回多少は前進していたのか、指摘いただいた内容も前回より具体的なものになっている(査読者の方は匿名なのでわからないが、同じ方が担当されているような気がする)。これだけの密度で、コメントをいただくのは本当に申し訳ない限りだ。

オープンソース系の会議と学会では同じ会議、査読付き提案であっても観点や求められるレベルがまるで違う。オープンソース系に慣れたこちらにとっては、学会の論文を書くのは大変だが、二度にわたり大変詳細なコメントをつけていただいた査読者の方のためにも、再度挑戦したい。